朝興貴が夢道鵬を押し倒しで破り6戦全勝で初の幕下優勝に王手 同じ全勝の羽出山と次戦対戦か

朝興貴(2024年1月撮影)

<大相撲秋場所>◇11日目◇18日◇東京・両国国技館

西幕下55枚目の朝興貴(33=高砂)が、6戦全勝で初の幕下優勝に王手をかけた。夢道鵬を押し倒しで破り、最後に三段目優勝を果たした18年秋場所以来、6年ぶりに無傷で白星を6つ並べた。過去に三段目で2度、序二段で1度の各段優勝の経験があるが、幕下では初の優勝まであと1歩。幕下でもう1人、全勝を守った羽出山と13日目に、勝てば幕下優勝という対戦が予想される。

取組後は「緊張した。『当たって砕けろ』と、思い切っていった。何がいいというのは分からない。気持ちだけ」と、息を切らしながら気力の充実を勝因に挙げた。部屋頭の十両朝乃山が先場所、左膝に大けがを負って長期離脱を余儀なくされた。それだけに「下の子らも『頑張らないと』という気持ちになっている」と、高砂部屋の各力士が今場所に向けて気力を充実させているという。朝興貴も取組後は「気持ちだけで取った」と繰り返した。勢いに乗ったら止まらない押し相撲だけに「どうせなら、もう1番勝ちたい」と、無敗のまま、今場所を駆け抜けるつもりだ。【高田文太】

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