自己最高位の王鵬が勝ち越し 熱海富士を逆転の肩すかし 残る土俵で念願の新三役かける

熱海富士(左)を肩すかしで破る王鵬(撮影・中島郁夫)

<大相撲秋場所>◇12日目◇19日◇東京・両国国技館

自己最高位の西前頭2枚目の番付で臨んでいる王鵬(24=大嶽)が、うれしい勝ち越しを決めた。

もろ差しながら腕が窮屈な体勢で、外四つで寄り立てる熱海富士の圧力に東土俵の徳俵に足がかかるピンチだったが、逆転の肩すかしを鮮やかに決め、執念で8勝目を挙げた。

大関戦2戦2勝を含め役力士から5勝をもぎ取った今場所を、NHKのインタビューで「よく我慢できている。(勝ち越しは)取りあえず良かったと思います」と振り返った。この日の一番も「我慢できていたんじゃないかな、と思います。上手は取られたくなかったけど、体が動いているので我慢しようと(思った)」と、ここでも「我慢」の2文字を口にした。

この後の星の上積み次第で、念願の新三役も見えてくる。勝ち越しにも「とりあえず」と話したのも、それを意識してのことなのか…。「残りもあるので」と心にすきなく、残り3番も勝ちきるつもりだ。

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