<大相撲初場所>◇3日目◇14日◇東京・両国国技館
三段目最下位格付け出しの碇潟(17=伊勢ノ海)がデビュー2連勝を飾った。東序二段2枚目の鈴ノ富士を上手投げで退けた。
右四つに組んで「相手の形になってしまった」ものの慌てず勝機を探った。「頭をつけ直そう」と打った投げがタイミングよく決まった。初日の初陣では前日から緊張を感じていたが、この日は「一番やったことで、所作とかも覚えた。相撲に集中できた」とうなずいた。
甲山親方(元幕内大碇)の次男で、兄は十両若碇。初勝利の報告をした際、兄からは「まだまだやな」と声をかけられたと明かす。その兄については「自分が1番だと思っているので」とも。今春に埼玉栄高に入学する三男夕剛も含め、3兄弟で切磋琢磨(せっさたくま)しながらやってきた。「お互い負けたくない」。負けん気を前面に出しながら、プロの土俵でどんどん経験を積んでいく。【奥岡幹浩】