東大卒の須山が炎鵬に完敗 幕内経験者との初対戦で土俵下に吹っ飛ばされ「強かったですね」苦笑

須山(左)は炎鵬に押し出しで敗れる(撮影・滝沢徹郎)

<大相撲初場所>◇3日目◇14日◇東京・両国国技館

大相撲史上唯一の東大卒で、東三段目2枚目の須山(27=木瀬)は、初の幕内経験者との顔合わせで完敗した。最高位が東前頭4枚目の人気力士、炎鵬に一方的に押し出された。立ち合いから左を差されると、自身よりも身長が15センチ低い、167センチの相手に下に潜り込まれて上体を起こされた。そのまま押し出され、土俵下まで吹っ飛ばされた。一番相撲に続き、連敗スタートとなった。

取組後は開口一番「強かったですね」と話し、苦笑いを浮かべた。対戦が決まってから「やってやろうという気持ちだった」と、気合十分で臨んだ。だが「立ち合いが低かった」と、予想以上に低い位置から力強く押し込まれて驚き、後手に回った様子。さらに「押しても動かない感じだった」と、軸がブレない体幹の強さも感じ取っていた。

これまで、ともに敗れていたが大雷童、朝乃若の十両経験者との対戦は経験があった。だが幕内経験者との顔合わせは初めてだった。しかも、ただの幕内経験者ではない。三賞(技能賞)受賞経験者で、大けがで7場所連続休場から復帰し、番付こそ下げているが、現役屈指の人気者との対戦。それだけに大勢のファンの声援が飛び「いつもと感じが違った」と、注目の一番特有の雰囲気も、少なからず影響があったのかもしれない。今年初白星が待たれるが「変わらず頑張ります」と、残り5番での巻き返しを誓っていた。

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