<大相撲初場所>◇7日目◇18日◇東京・両国国技館
角界の“岩手県出身佐々木さん”が、勝ち越しを決めた。
西幕下54枚目の漣(さざなみ、24=伊勢ノ海)が、元十両で東60枚目の川副(25=伊勢ケ浜)を破り、4勝目を挙げた。立ち合いから前に出て、もろ差しとなると、最後は外掛けを決めた。ともに倒れ込み、右の額から出血しながら勝ち切った。元学生横綱の“エリート”との同級生対決を制し「相手はやりづらかったと思う。必死でした。超うれしいです」と笑顔を見せた。
岩手県奥州市出身で、本名は佐々木陸。この日、ドジャース入りを発表した佐々木朗希投手(23)と、同郷で名字も同じ。「メジャーリーグはそんなに見ないので…」と控えめながら、自身と同じ奥州市出身の大谷翔平投手、盛岡市出身の菊池雄星投手(エンゼルス)らを引き合いに「岩手は野球が盛ん。地元の人としてすごい」と驚いた。
自身はDeNAベイスターズのファン。昨季日本一を果たしたが「当時は弱かったから」と、中学時に好きになった。それゆえ、ロッテに所属していた「朗希は敵です」と笑う。
朗希は昨季10勝を挙げたが、自身は幕下での最多は5勝。「幕下で6勝したことがない。優勝を考えると緊張するので、1つずつ勝ちたい」と誓う。2歳下の佐々木朗希に「追いつけるように頑張りたい」と刺激を受けた。【飯岡大暉】