新十両昇進の若ノ勝「自分が早く上がるしかないと」付け人を務めた兄弟子の元大関貴景勝に感謝

春場所での新十両昇進が決まり会見に臨む若ノ勝(撮影・小沢裕)

日本相撲協会は29日、東京・両国国技館で大相撲春場所(3月9日初日、エディオンアリーナ大阪)の番付編成会議と臨時理事会を行い、東幕下筆頭だった初場所で5勝2敗で勝ち越した若ノ勝(21=常盤山)の新十両昇進を決めた。

両国国技館で会見に臨んだ若ノ勝は「今朝、師匠(元小結隆三杉)から連絡を受けて『十両に上がったよ。決まったよ。良かったな』と言っていただいて。本当に決まったんだなと、うれしくなりました」と喜びを口にした。

元大関貴景勝(湊川親方)の付け人だった。「いろいろなことを教えていただいた。自分のためになることばかりだった」と感謝する。その兄弟子が引退後は「自分が早く関取に上がるしかないと思っていた」。持ち前の突っ張りに磨きを掛けて3場所連続勝ち越し。東幕下筆頭から堂々と新十両に昇進した。

昨年の春場所から体重が増え始めた。以前から10キロ近く増量し、「相手に圧力が伝わるようになったし、押されることが少なくなった」と自己分析。「いままで以上にたくさん食べるようにした。限界からまた(胃袋に)入れてやるという状態。ちょっと太り始めたら、そこからどんどん増え、食べた分だけちゃんと太るようになった」と振り返る。

好物は焼き肉のタン。「宇都宮出身で、ギョーザは小さい頃から食べてきた。ギョーザもおいしいけれど、一番好きなのは焼き肉です」と笑顔で明かした。【奥岡幹浩】