新横綱豊昇龍に八角理事長エール「横綱という地位に対して自覚と責任を」

26日、八角理事長(右)から優勝賜盃を授与される大関豊昇龍

日本相撲協会は29日、東京・両国国技館で大相撲春場所(3月9日初日、エディオンアリーナ大阪)の番付編成会議と臨時理事会を行い、大関豊昇龍(25=立浪)の横綱昇進を全会一致で承認した。

八角理事長(元横綱北勝海)は新横綱となった豊昇龍に「横綱という地位に対して自覚と責任を持ち、今以上に何倍もの稽古をして、肉体的にも精神的にもさらなる成長を期待している」とエールを送った。

綱とりの初場所で豊昇龍は、千秋楽の本割でトップに並び、優勝決定ともえ戦を制した。八角理事長は「前に出る重みのある良い相撲内容で締めくくってくれた。今場所にかける思い、必ず目標を達成させるという強い気持ちを感じた」と評価した。

9日目に3敗目を喫したときには、昇進が絶望的ともみられた。それでも気持ちを切らすことなく白星を重ね、逆転優勝を果たした。チャンスをつかみとった豊昇龍について、理事長は「重圧もある中で、厳しい状況においても諦めない精神力と勝負強さを見せてくれた」とたたえた。