大相撲の第74代横綱に昇進した豊昇龍(25=立浪)が1日、東京・両国国技館で横綱として初めて相撲を取り、大関琴桜を寄り切った。
元幕内徳勝龍の千田川親方の引退相撲で、結びの一番で登場。場内アナウンスで「東方、新横綱豊昇龍」と紹介されると大きな拍手が響いた。観客席から飛んだ「横綱!」のかけ声は本人の耳にも届いており、「うれしいね」と笑みを浮かべた。
明治神宮で奉納土俵入りを行った前日に続き、この日は国技館で横綱土俵入り。終盤の所作で挙げる手の左右を誤り、「間違えちゃった」と苦笑い。「うまくごまかしたんだけれど…。早く慣れるようにしないとね」と切り替えた。
引退相撲を行った元徳勝龍とは通算2戦2敗。「1度も勝てなかった。(寄り倒された際に)お腹に乗っちゃったこともある」と振り返った。【奥岡幹浩】