<大相撲春場所>◇3日目◇11日◇エディオンアリーナ大阪
高校卒初の幕下付け出しデビューの福崎(18=藤島)が、圧倒的な強さで2連勝を飾った。
西三段目3枚目の須崎(20=大嶽)と対戦。立ち合いから桁違いの破壊力で圧力をかけ、止まることなく押し出した。「自分の相撲をとることだけに集中しました」と言い、「最初(1番相撲)より少し余裕はありました」といがぐり頭ではにかんだ。
鹿児島・樟南高3年で昨年の全日本選手権に出場。大学生、社会人にまじり、堂々の8強入りした。172センチ、143キロだが、腰回りにしり、太ももと下半身のでかさはまさに規格外。新弟子検査の時は「(いきなりの)幕下が厳しいのは分かっている。まずはけがをしない体作りに取り組みたい」と初々しく話していいたが、相撲っぷりから新たな怪物誕生の期待もふくらむ。
「とりあえず勝てたことにホッとしてます」と言い、「自分はそれほど緊張しない。楽しむ気持ちで臨んでます。(幕下力士は)全員が兄弟子なんで、気楽にいこうという感じです」。順調のプロの船出を飾り、今場所の目標を「勉強」から大きく修正する。