大栄翔6場所連続勝ち越しでV圏内 雑念消し残り4日間へ「そういうのは考えず、自分の相撲を」

大栄翔(右)は一山本を引き落としで破る(撮影・和賀正仁)

<大相撲春場所>◇11日目◇19日◇エディオンアリーナ大阪

関脇大栄翔(31=追手風)が6場所連続の勝ち越しで優勝争いに食い込んできた。

横綱、大関を連破で勢いに乗る一山本との対戦。相手の動きを見極めながら突き放し、最後は引き落としを決めた。「あわてず対処できたのがよかった。前に攻めようと思い、落ち着いていけました」と会心の相撲を振り返った。

昨年夏場所、西前頭筆頭での11勝から勝ち越しが続く。昨年九州場所は西関脇で8勝7敗も、先場所は同じ地位で11勝4敗の好成績をあげた。今場所も2桁白星をあげれば、来場所は悲願の大関とりに挑む場所となる。

ただ、大栄翔はあらゆる雑念を消して残り4日間に臨む。「(優勝争いも)そういうのは考えず、自分の相撲だけに集中したい。勝ち越しが目標じゃないんで。あと4日、しっかり自分の相撲をとりきりたい」。結果は後からついてくる。