大関大の里3度目優勝に涙隠しきれず 地元石川に「明るい話題が届けられた」と最後は笑顔

優勝した大の里は内閣総理大臣賞のトロフィーを伊東良孝万博担当大臣から受け取る

<大相撲春場所>◇千秋楽◇23日◇エディオンアリーナ大阪

大関大の里(24=二所ノ関)が、通算3度目の優勝を逆転で飾った。取組前まで3敗で並んでいた前頭高安が、自身の取組の4番前で白星。結びの一番で琴桜との大関対決を制し、高安との優勝決定戦も制して賜杯を抱いた。

表彰式に向かう花道では、本人は否定したものの、涙を隠しきれず、目のあたりを数度拭った。大関としては初優勝し、土俵では感慨深そうな面持ちで「君が代」を聞いた。優勝力士インタビューでは「苦しい場所が続いた中で優勝。本当にうれしい。大関としては結果を残せていなかった。最後は気持ち。細かいことは気にせずに気力を出した」とかみしめた。石川県河北郡津幡町出身で、「明るい話題が届けられた」と最後は笑顔だった。

NHK総合の幕内テレビ中継で解説を務めた琴風浩一さん(67)は「苦しんで苦しんで、何度も優勝を諦めた日もあったと思う」とおもんぱかっていた。

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