大相撲の大関大の里(24=二所ノ関)が、綱とりの夏場所(5月11日初日、東京・両国国技館)に向け、地元の大声援を受けて本格始動した。7日、出身の石川・津幡町で行われた春巡業に参加。相撲を取る稽古を再開し、計8番で7勝1敗と実力を示した。同町での巡業開催は70年8月以来55年ぶり。入場券は完売、2500人が駆けつけた。3月の春場所で3度目の優勝を飾り、2場所連続優勝またはそれに準ずる成績なら、横綱昇進は間違いない情勢。実現すれば初土俵から所要13場所という、昭和以降最速昇進へ突き進む。
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○…横綱豊昇龍が中1日で相撲を取る稽古を行い、計14番で12勝2敗だった。ともに前頭の平戸海、伯桜鵬を相手に、頭をつけて前に出るなど、がむしゃらに取っていた。3月30日に始まった今回の巡業で、相撲を取る稽古は3度目。14番は最多だった。稽古後は「まあ、普通だけどケガの状態はだいぶ良くなった」と、春場所を途中休場する要因となった、右肘や首が順調に回復中だと説明した。