初の綱とりへ大の里「棚からぼた餅 降ってくるもの」平常心強調 夏場所で初の2場所連続Vへ

綱とりがかかった大相撲夏場所への意気込みを語る大関大の里(撮影・小沢裕)

大相撲の大関大の里(24=二所ノ関)が30日、東京・両国国技館で会見した。3月の春場所で3度目の優勝を果たし、夏場所(5月11日初日、両国国技館)は初めて横綱昇進を懸けて臨む本場所となるが「それに近づけるように、一生懸命、頑張りたい」と、意気込みを語った。一方で「深く考えすぎずに、いつも通りに。考え過ぎると、足元をすくわれるので。『棚からぼた餅』じゃないけど、降ってくるものだと思って」と、まずは全力で場所を戦い抜く決意をにじませた。

夏場所で2場所連続優勝を飾れば、昇進の可能性は高い。それに準ずる成績でも、第75代横綱に昇進する可能性は十分ある。師匠の二所ノ関親方(元横綱稀勢の里)からは「強い人がなるのが大関。横綱というものは、そう簡単になれるようなものじゃない」と、言われてきたと明かした。大の里も「自分もたくさん勉強して頑張りたい。限られた時間ですけど、最善の準備をして、初日に挑めるように頑張りたい」と、気を引き締めていた。

過去2度、優勝した翌場所は、ともに9勝6敗にとどまっていた。1桁白星に終われば、綱とりは振り出しに戻る可能性が高いだけに「過去2回の反省がある分『3回目は失敗しないぞ』という気持ちを持って頑張りたい」ときっぱり。“三度目の正直”で、初の2場所連続優勝を果たし、堂々と吉報を待つつもりだ。