白鵬翔さん「相撲に愛され相撲を愛した25年」「最終的に自分自身で退職を決断」会見主なやりとり

日本相撲協会の退職を報告する会見でマイクを握り最後のあいさつに臨む白鵬翔さん(撮影・小沢裕)

大相撲で歴代最多45度の優勝を誇り、日本相撲協会からの退職が決まった元宮城野親方の白鵬翔さん(40)が9日、都内で会見を開いた。冒頭には前伊勢ケ浜親方の宮城野親方(元横綱旭富士)も同席。会見は約43分間にわたって行われた。

主な発言は以下の通り。

(冒頭で宮城野親方があいさつ)

このたび、白鵬翔が本日付をもって引退しました。本人の意思がすごく硬くて、私も引き留めることができなくて、ファンの皆さんには大変申し訳なく思ってます。これからも、この相撲を通じてまた社会貢献していきたい。それはもっと外の方からやっていきたいっていうことだった。私も今日から宮城野親方なりました。この旧宮城野部屋の力士の中からその名跡を継げる者が出てきたら、この名跡を譲渡して、いずれまたその力士が宮城野部屋を復興させていただけるように、私も力を尽くしていきたいと思ってます。

(白鵬さんがあいさつ)

相撲に愛され、相撲を愛した25年でした。この場を借りて、私は白鵬翔は日本相撲協会を退職し、新たな夢に向かって進み出すことを皆さまにお伝えします。外の立場から発展に力を注いでいくことがいいと判断して、最終的には自分自身で退職を決断をいたしました。

今後につきましては、相撲を世界に広げていくプロジェクトを中心に活動していきたいと考えております。15回にわたり白鵬杯国際相撲大会をやってまいりました。この白鵬杯ベースとして、日本のみならず世界中により多くの人たちに相撲の魅力を広げる世界相撲グランドスラムという構造のもと相撲を広げてまいります。

(質疑応答)

-決断したのはいつか

3月から一門の親方衆から報告がありまして、そこで本当に悩みました。弟子たちにはやっぱり夏場所がありましたから、場所後に全員に伝えました。去年は20人の弟子がいました。9人が引退しました。そのあたりから、弟子たちも私自身も本当悔しいという思いがありました。

-浅香山部屋で3場所残ったら来年には復活できるという話が1番早かった。いつ、どういう形でその話を聞いたのか。

夏場所後半でしたね。浅香山親方から聞かされました。部屋のキャパもあるし。そういう話はありましたが、確実な話ではなかったです。

-5月場所中からいろんな方から説得や慰留、励ましがあったが、気持ちが変わらなかった理由は

4月1日で丸1年たちました。3月中に、いつ(再興)というものが見いだされず、また伸ばすということが今回の退職という形になった理由として大きい。照ノ富士の下が嫌だというのは全くありません。

-退職の悔いはあるか

悔いは全くありません。

(最後のあいさつ)

本当に25年間ありがとうございました。もちろん、先ほどの悔いはないかっていう質問ありましたけど、もちろん、弟子たちを、近くで見ながら、横綱、大関になりたいというのを見たいっていう思いがありましたけど、宮城野部屋が復活し、また外の立場から応援し、相撲ってものが世界に広がっていけば、いずれか一緒になる、また相撲がオリンピックになることを夢見て、今後、力を注いでいきたいなと、努力していきたいなと思っております。

【まとめ】白鵬翔さんが心情明かした会見で前伊勢ケ浜親方とハグ 日本相撲協会を退職