元関脇若の里の西岩親方(48)が、力士以外で相撲振興に寄与した人に与えられる「永楽相撲功労賞」を受賞した。12日、東京・永田町の永楽倶楽部で表彰式が行われた。
西岩親方は、相撲王国青森県を盛り上げるための「若の里杯相撲大会」などを開催している功績などが評価された。選考委員会の荒井太郎氏は「青森県は、明治16年から142年間、幕内力士が途絶えていません。西岩親方は、相撲王国の危機が迫る中、おととしから若の里杯を開催されています。相撲王国復活に向け活動していることを評価させていただきました」と話した。
若の里杯は初心者も現役を引退した中高年も参加できる。昨年11月に第2回大会が開かれ、約300人が参加した。西岩親方は「青森の相撲をやる子が少なくなっているので、どうやったら相撲人口が増えるかと考えて始めました。だからこそ、未経験部門をつくりました。相撲を始めるきっかけになり、相撲人口が増えてくる。それが評価されての表彰なのでありがたいです。若の里杯はまだまだ続けたいですね。今年の12月に第3回を開催します」と話した。
永楽倶楽部は早大創設者・大隈重信が1915年に創設した社交クラブを前身とした団体。創設100周年を記念して「永楽相撲功労賞」を設けた。今回が7回目となった。