大相撲の豊昇龍(26=立浪)と大の里(25=二所ノ関)の両横綱が5日、名古屋市の熱田神宮で奉納土俵入りを行った。参拝客ら約5000人の前で、ともに雲竜型を披露した。名古屋場所(13日初日、IGアリーナ)前の恒例行事で、東西の横綱がそろって行うのは、コロナ禍前の19年の白鵬と鶴竜以来、6年ぶり。夏場所後に昇進した新横綱の大の里は、太刀持ちに小結高安、露払いに前頭隆の勝と実力者2人を従え、公の場では3度目、1カ月余りぶりの土俵入りだった。
最大の見せ場、せり上がりですぐに立ってしまうなど、時間は1分24秒と短かった。「まだ横綱になって分からないことだらけ。これからいろいろと勉強して頑張りたい」と話したが、相撲同様にスケールの大きさは際立っていた。昨年は大関として公式参拝のみの参加だった豊昇龍は「たくさんのファンの皆さんに集まってもらってうれしい」と、先輩横綱らしく、美しいせり上がりを披露した。