古式大相撲を10月7日に開催、平安時代の伝統文化を再現 豊昇龍と大の里の三段構えも

三段構えの中段をする白鵬(左)と稀勢の里(2017年撮影)

日本相撲協会は14日、財団法人設立100周年記念として10月7日に東京・両国国技館で「百周年場所~古式大相撲と現代大相撲~」を開催すると発表した。

通常の本場所や巡業とは異なり、平安時代の宮中で行われた相撲節会(すまいのせちえ)にのっとった「古式大相撲」を1995年以来30年ぶりに行う。

古式大相撲について、相撲協会広報部の西岩親方(元関脇若の里)は「平安時代の相撲を再現し、行司、呼び出し、審判も当時の衣装を着ます。伝統文化を再現します」と説明した。

このほか、豊昇龍と大の里による三段構え、豊昇龍による横綱五人掛かり、勝敗をつけない「神相撲」、御前掛かり土俵入り、一門別の団体トーナメントなども実施する。

横綱五人掛かりは、協会行事としては2017年10月の「大相撲beyond2020場所」以来8年ぶり。1人の横綱が下位力士5人と次々に勝負するのもので、当時は日馬富士が務めた。御前掛かり土俵入りは通常、天覧相撲の際に行われるもので、幕内力士が正面を向いて土俵上に並び、1人ずつ呼び上げられて一礼する(今回は天覧相撲ではない)。一門別団体トーナメントは、出羽海、二所ノ関、時津風の各一門は2チームずつ、高砂、伊勢ケ浜の両一門は1チームずつを結成。1チーム5人で、序二段、三段目、幕下、幕下15枚目以内、十両から1人ずつの構成になる。

チケットは、8月23日から一般販売される。