40歳玉鷲3連勝も「やっと初日」3日目でやっと快勝 差し入れが充実してやせたいのに太る日々

玉鷲(右)が金峰山を攻める(撮影・森本幸一)

<大相撲名古屋場所>◇3日目◇15日◇IGアリーナ

40歳の最年長関取、西前頭4枚目の玉鷲(片男波)が、同3枚目の金峰山(28=木瀬)を押し出し、初日から3連勝とした。

支度部屋での第一声は「やっと初日です」。初日と2日目はいずれも物言いがつく際どい相撲で、行司軍配差し違えの末に白星を拾っていた。

3日目は快勝だった。金峰山の強烈なもろ手突きをしのぎ、相手の引きに乗じて前へ。おっつけ、はず、のど輪と的確に攻めて勝ちきった。

動きはいいが、「やせたい気持ちがある。いつもより重い」とぽつり。「名古屋宿舎の近所の人や、後援会の人たちがおいしいものを差し入れしてくれて、ついつい食べてしまう。果物、野菜、肉、魚…、全部食べてしまう」。40歳になっても食が細ることなく、体の張りがいい。「風邪をひいて味が分からなくなっても、味を想像して食べるくらいだから」と、旺盛な食欲も鉄人の強さの秘訣(ひけつ)だ。

幕内1065回連続出場とし、黒姫山に並んで史上3位となった(史上1位は高見山の1231回)。4日目には抜いて、単独3位となる。この記録を報道陣から伝えられた玉鷲は「教えてくれてありがとうございます」といつも通りに言って、ほほえんだ。【佐々木一郎】

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