安青錦が新小結初白星 初日の協会あいさつは「楽しかった」人気も上昇、後援会できた

熱海富士(右)を寄り切りで破る安青錦(撮影・江口和貴)

<大相撲秋場所>◇2日目◇15日◇東京・両国国技館

西小結の安青錦(21=安治川)が、新三役として最初の白星を挙げた。

東前頭3枚目の熱海富士(22=伊勢ケ浜)と対戦。右でひねって軍配をもらったが、押しつぶされるように崩れたこともあり、物言い。協議の末、同体で取り直しとなった。

取り直しの一番も、安青錦が持ち味の前傾姿勢で応戦。右からひねって崩し、一気に寄り切った。

安青錦は最初の一番について「自分が下にいた。頭を突っ込んでたんで、負けたかなと思いました。取り直しで良かった」と前向きにとらえて取り直しへ。「決めるというより、崩していいところに入りたかった。前に攻めて勝ててうれしかった」と振り返った。

新小結となり、番付発表の日の会見では「協会あいさつ」に参加することを楽しみにしていた。本場所初日、三役以上の力士だけが、八角理事長(元横綱北勝海)とともに土俵に上がり、観客にあいさつをする。初めて体験した安青錦は「楽しかった。テレビで見たり、十両の時に見たりした。そこに自分が立てて、楽しかったです」と素直に喜びを口にした。

土俵の上からは、「安青錦」のしこ名が入ったタオルが目に入ったという。「先場所に比べて、だいぶ増えましたね」と実感するほど、人気が高まっている。

三役への昇進が決まり、「大阪安青錦後援会」が発足。10月24日に発足祝賀会が開かれることになった。「皆さんの期待に応えられるように、15日間出し切りたい」と話した。番付も応援の機運も上がり続けている。【佐々木一郎】

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