7勝目の錦富士「最後は気持ち」青森の馬肉やトウモロコシで142年の伝統死守へ力蓄える

輝(左)を攻める錦富士(撮影・鈴木正人)

<大相撲秋場所>◇9日目◇22日◇東京・両国国技館

明治時代の1883年から142年続く青森県出身の幕内力士の伝統死守を託されている、西十両3枚目の錦富士(29=伊勢ケ浜)が、東十両4枚目の輝を突き出し、7勝2敗とした。

「危なかったっすね」と立ち合いから相手に攻め込まれたが、最後は「気持ちです」と正面から突っ切った。

青森にいる祖母や母からは「(ケガで全休の見通しの)尊富士と一緒に食べて」と地元名産品の馬肉や糖度13度と甘いトウモロコシが贈られた。弟弟子とほお張って伝統死守の本場所に、力を蓄えてきたという。

再入幕への可能性を広げるための「9勝」まであと2つ。「明日1番に向けて準備していきたい」と先をにらんだ。

全取組結果