大の里「相撲が世界的に注目されるように」10月ロンドン公演 英語スピーチなら「頑張りたい」

一夜明け会見を終え優勝を報じた本紙を手にする大の里(撮影・小沢裕)

大相撲を世界へ。秋場所で2場所ぶり5度目の優勝を飾った横綱大の里(25=二所ノ関)が、千秋楽から一夜明けた29日、茨城・阿見町の部屋で会見。「今までの優勝と、また一味違う感じでもありますね」と、落ち着いた口調で語り、昇進2場所目で横綱として果たした初優勝をかみしめた。来場所前の10月15~19日には、34年ぶりにロンドン公演が行われるが「海外の相撲ファンも楽しみにしていると思う。相撲が世界的に注目されるようになってほしい」と力を込めた。

日本相撲協会が主催する海外公演としても、今回のロンドン公演は、05年の米ラスベガス公演以来、20ぶりとなる。秋場所では、1年納めの九州場所(11月9日初日、福岡国際センター)を待たずに、早々と今年の年間最多勝に単独で初戴冠することが決定。“今年の顔”であることを証明したことに加え、先場所から横綱に昇進し、直近の場所で優勝して“大相撲の顔”として渡英する。今回のロンドン公演は「大きな機会になる。自分自身、楽しみでもある」と、自らが率先して大相撲の魅力を伝えていきたい考えだ。

34年前のロンドン公演では、当時横綱の北勝海(現八角理事長)が英語でスピーチしていた。今回も同様のケースが考えられるが「もし、そういうことになったら、しっかりと頑張りたいですね」と力説。大相撲の魅力を、会場に駆けつけたファンに直接、伝えるシチュエーションにも、思いをめぐらせていた。