大相撲の横綱大の里(25=二所ノ関)が、日体大の先輩で、師匠と死闘を繰り広げた元関脇妙義龍の振分親方の断髪式で、はさみを入れた。5日、東京・両国国技館で行われた「妙義龍引退振分襲名披露大相撲」に参加。土俵入りや横綱豊昇龍との取組などで、会場を盛り上げた。学年は14個も違い「対戦はかなわなかったけど、日体大の先輩なので気にかけてもらっていた」と語った。場所前に前頭平戸海と三番稽古を行うため、振分親方が部屋付きとして指導する境川部屋に出稽古した際も、声を掛けてもらったことも印象的だったという。
大の里の師匠の二所ノ関親方(元横綱稀勢の里)は、現役時代に振分親方と21度も対戦した。二所ノ関親方の16勝5敗と、勝敗の差は開いたが同じ昭和61年生まれ「花のロクイチ組」として、切磋琢磨(せっさたくま)してきた仲だった。大の里も「学生の時から見ていた方」と、日体大の大先輩の節目ではさみを入れ、表情を引き締めていた。