伊勢ケ浜親方寄贈の横浜市の土俵で「出張稽古」今後は大阪、名古屋、神戸、浜松でも土俵寄贈計画

新横浜公園相撲場での出張稽古の冒頭、笑顔であいさつする伊勢ケ浜親方

大相撲の伊勢ケ浜親方(33=元横綱照ノ富士)が25日、横浜市の新横浜公園相撲場で「出張稽古」と銘打ったイベントに、伊勢ケ浜部屋の力士を連れて参加した。

同相撲場は伊勢ケ浜親方が寄贈、2月に完成したもの。2月の「お披露目式」以来となる訪問で、女子を含む約60人の小中学生、12人の神奈川・旭丘高相撲部員らが参加した。前頭の伯桜鵬、熱海富士、尊富士、研修生のバトツェツェゲ・オチルサイハンらが稽古で胸を出した。伊勢ケ浜親方は「たくさん子どもたちが集まって、相撲とふれ合う機会ができてよかった」と、雨の中でも約300人の大人も見守る盛況とあって、手応えを口にした。

相撲の普及、発展、競技人口増加を願って、同親方が寄贈した最初の土俵で、現在は10人の小学生が週2日程度開催される、相撲教室に定期的に通っている。同様の試みは、すでに複数箇所で話が進んでいるといい「大阪、名古屋、神戸、(静岡県)浜松。いろんなところから声が掛かっています。まずは相撲をやったことのない子たちが、相撲とふれ合う場面をつくれたら」と、具体的な地名を挙げて話し、今後も全国的に土俵を寄贈していく考えだ。