大関琴桜が4連勝で白星先行「明日からですね」瞬時の反応0秒9で欧勝馬に快勝、最終盤へ闘志

琴桜(左)は欧勝馬を引き落としで破る(撮影・宮崎幸一)

<大相撲九州場所>◇11日目◇19日◇福岡国際センター

紆余(うよ)曲折の末、大関琴桜(28=佐渡ケ嶽)が白星を先行させた。前頭欧勝馬に、立ち合いで2本のぞかせると、直後に両腕を引き抜く格好で引き落とした。わずか0秒9で決着をつけた。取組後、相手の動きが見えていたか問われると「流れじゃないですか。気付いたら」と、反射的に体が動いたと説明。4連勝で6勝5敗とした。

先場所終盤に右膝を痛めて途中休場、10月のロンドン公演も休場した。再生医療などを施し、今場所出場に間に合わせたが、本来の力強さ、土俵際の柔らかさなどが影を潜め、一時は2勝5敗と黒星を3つも先行させたが、来場所のかど番回避が見えてきた。「明日からですね。変わらずやっているだけなので、頑張ります」と、静かな口調の中に、勝負の最終盤に向けた闘志を燃やしていた。

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