藤凌駕が新十両の場所でV「ウソみたいな感じ」初土俵から5場所目「前出る相撲を取りました」

押し倒しで羽出山(右)を破り、十両優勝を決めた藤凌駕(撮影・岩下翔太)

<大相撲九州場所>◇千秋楽◇23日◇福岡国際センター

西十両13枚目の藤凌駕(22=藤島)が、新十両の場所で優勝を果たした。東十両5枚目の羽出山(26=玉ノ井)を押し倒し、13勝2敗とした。

「最後の最後で相撲を変えてもダメなので、最後まで自分の力を信じて、前出る相撲を取りました」。14日目は朝乃山に敗れたが、連敗せずに優勝を決めた。「ウソみたいな感じ。心の底からうれしいです」と喜んだ。

15日間相撲を取るのは初めてで、初土俵から5場所目。まだマゲが結えないが、来場所は幕内を狙える位置まで番付が上がる。「この結果で満足することなく、さらにいい稽古を積んで番付を上げられるようにしたい」とこの先を見据えた。