幕内経験者の幕下炎鵬、下手投げで白星発進「相手に負ける前に、自分に負けないように」

炎鵬(左)は下手投げで英乃海を破る(撮影・和賀正仁)

<大相撲春場所>◇初日◇8日◇エディオンアリーナ大阪

幕内経験者で人気者の東幕下4枚目炎鵬(31=伊勢ケ浜)が、西幕下3枚目の英乃海(木瀬)を左下手投げで下した。

「無心でいきました。うまく(相手の懐に)入れましたね」

初場所の六番相撲で痛めていた左足首は、足首内側と外側の2カ所を骨折。この日はテーピングを施していた。これまでも首や腰を負傷しており、けがとの闘いが続く。

「この日のためにやれることはやった。あとは自分を信じてやるだけ。(土俵に)上がってから、目の前のことに集中していた」

けがへの怖さもあるというが「相手に負ける前に、自分に負けないように」と意気込む。土俵で左胸をたたくしぐさをしたのは「『大丈夫』と、自分に言い聞かせて、強い気持ちで鼓舞しています」という。

過去最高位は前頭4枚目。先場所は東幕下11枚目で6勝1敗。全勝優勝を懸けた七番相撲で敗れた。幕下15枚目以内の全勝は、十両に昇進するのが慣例だけに、あと1歩で関取復帰を逃していた。今場所は勝ち越せば、十両昇進の権利を得る地位にいる。

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