<大相撲春場所>◇3日目◇10日◇エディオンアリーナ大阪
綱とりの大関安青錦(21=安治川)が、東前頭筆頭の若隆景(31=荒汐)に勝ち、2勝目を挙げた。2日目に義ノ富士に敗れていたが、連敗はしなかった。
この一番に、幕内後半戦の審判長を務めた九重審判部副部長(元大関千代大海)は「強いね~。前さばきの攻防では、足でじわじわ押していった。上半身で押しているわけでなく、下半身の力。若隆景は引くしかない。すごく成長した。まわしを取らず、足の力でじわじわ押していく。しっかり立て直せた」と評価した。
仮に連敗していれば黒星が先行し、綱とりへの道のりが厳しくなるところだった。九重審判長は「思い切り力を込めて、上体を上げない姿勢があの脚力を生んだ。徐々に(若隆景の上体が)起き上がっているので、すごい」と感心していた。
八角理事長(元横綱北勝海)は「自分の相撲に徹していた。前に、立ち合い変化されて負けている相手。見ていって勝てるのはたししたもんだ」と話していた。