綱とりの大関安青錦「あまりなかった」ふわっ…藤ノ川の奇襲にも冷静に対処 3勝2敗と白星先行

安青錦(右)は藤ノ川を押し出しで破る(撮影・上山淳一)

<大相撲春場所>◇5日目◇12日◇エディオンアリーナ大阪

綱とりの大関安青錦(21=安治川)が、2日連続金星と勢いにのる東前頭2枚目の藤ノ川(21=伊勢ノ海)を退けた。

   ◇   ◇   ◇

立ち合いでふわっと立ってしゃがんでから懐を狙った相手の動きに「(予想は)あまりなかった」という。それでも左から抱えて動きを止めると右を浅く差して一気に寄った。最後は押し出して3勝2敗とした。

藤ノ川の奇襲について「いろいろやってくると思ったが。よくけいこをしているが、こういう動きはみせなかった」。ただ冷静に対処して、藤ノ川を仕留めた。

前日4日目は美ノ海に負けて、2敗目を喫した。師匠の安治川親方(元関脇安美錦)からは「思い切り相撲取れよ」とアドバイスされた。しっかりと1日で切り替えて、連敗しなかった。

序盤の5日間を終えて「体の動きはそんなに悪くない。まだやっぱり慣れてないところがあるから」と口にした。

「慣れていないのは気持ちですか?」と質問されて、少し考えてから「自分も知りたいですね」と返答した。「(中盤から)自分の相撲を取りきること。残り10日間、悔いがないようにしたい」と誓った。【益田一弘】

全取組結果