春巡業離脱の朝白龍が部屋で稽古再開 ぎっくり腰が徐々に良化、来場所出場は「問題ない」

巡業を離脱した朝白龍(手前)は、この日から部屋での稽古に参加し、腰の状態を確認しながら体を動かした

大相撲春巡業を急性腰痛症のため離脱した、東前頭16枚目朝白龍(27=高砂)が6日、都内の部屋で稽古を再開した。若い衆の稽古を見ながら、入念に腰の状態を確認して四股などで体を動かした。3月29日に始まった春巡業は、初日から同行していたが、滋賀・野洲市で行われた今月2日の朝稽古で腰を痛め、同日は取組を外れた。「次の日の朝、起きたら無理でした。ぎっくり腰です」。高田川巡業部長(元関脇安芸乃島)に報告すると、即座に「帰りなさい」と、無理をさせずに帰京を命じられ、京都・向日市で行われた3日の巡業から離脱していた。

帰京後も部屋の自室で、大部分の時間を横になって過ごす生活だったが、連日1時間ほどの入浴で、徐々に腰の状態が良化。「体が温まってくると、少しずつ歩けるようになって。体が冷えると、体に力が入らなくなる感じでしたね。今は、だいぶ楽になりました」。稽古後の取材も、体を冷やさないよう、終始立ったまま、小刻みに体を動かしながら受けていた。

まだ、四股は回数をこなすことができず、すり足などもできていない。相撲を取る稽古は様子を見ながら再開する計画だ。「(巡業に)戻れるようなら、戻ろうかなとも思っていますが、まだ、どうなるか分かりません」と、まずは完治を最優先する。次の夏場所(5月10日初日、東京・両国国技館)は「(ぎっくり腰は)1度やると、癖になるんですけど、長引くものでもないので。出場は問題ないと思います」との見通しを語った。朝白龍は新入幕の1月初場所は8勝7敗、3月春場所は10勝5敗。幕下だった昨年春場所から、7場所連続で勝ち越し、その間に幕下、十両で各1度ずつ優勝している。