背中泥まみれ!藤凌駕が大関霧島とぶつかり稽古 藤島親方に土俵下で見守られ「少し気疲れ」も

ぶつかり稽古で息を上げる藤凌駕(撮影・山田遼太郎)

大相撲の春巡業が22日、東京・大田区で行われた。新入幕で巡業初参加の幕内藤凌駕(23=藤島)が12番の申し合いに加え、大関霧島(29=音羽山)からぶつかり稽古で胸を出してもらった。

背中が泥まみれになってもうれしかった。大関に全力で当たり、何度もひざをついた2分間。激しい稽古に息も上がったが「新入幕なのにぜいたくですよね。苦しいですけど感謝しかないです。早く横綱大関と対等に取れるようになりたいです」。最後はその奮闘ぶりに、会場から拍手が沸き上がった。

この日は途中から土俵下で藤島親方(元大関武双山)が見守った。いつもの巡業と違い「少し気疲れはありました」と笑顔で言うが「自分が理想とする豪快な押し相撲を取られた方。来て頂いたので、いい相撲を取ろうと思いました」と、師匠への思いを明かした。

初参加の巡業も残り4日。関取と多く相撲を取れる環境で課題も明確になった。「組んでからだと幕内は苦しい。自分は突き押しなので、立ち遅れないようにしたい」と、夏場所へ向け調整に励む。