日本相撲協会は27日、夏場所(5月10日初日、東京・両国国技館)の新番付を発表した。若ノ勝(22=湊川)が新入幕を果たした。
春場所は西十両3枚目で11勝4敗。優勝決定戦で出羽ノ龍に敗れ、2場所連続優勝は逃したものの、夏場所は東前頭16枚目に名を連ねた。湊川部屋からは、元大関貴景勝の湊川親方が常盤山部屋を継承してから初の幕内力士。栃木県出身力士は19年名古屋場所の貴源治以来7年ぶり、戦後5人目となった。
竜電(35=高田川)が再入幕。東前頭15枚目だった初場所で負け越し、十両に陥落した。東十両筆頭で迎えた先場所で9勝6敗と勝ち越し、2場所ぶりに幕内に返り咲いた。
東西の前頭筆頭は藤ノ川(伊勢ノ海)と隆の勝(湊川)。東の藤ノ川は自己最高位を更新した。春場所は東前頭2枚目で、横綱大の里と豊昇龍を連日撃破。幕内最年少21歳ながら金星二つを獲得し、8勝7敗と勝ち越して番付を一つ上げた。西の隆の勝は先場所西前頭4枚目で9勝6敗だった。
先場所、東小結で3勝12敗と大きく負け越した若元春(荒汐)は東前頭5枚目まで番付を下げた。
幕内で最も番付を上げたのは朝白龍(高砂)で8枚。次いで千代翔馬(九重)が東前頭14枚目から7枚目、藤青雲(藤島)が西前頭13枚目から6枚目に7枚上昇した。朝白龍は、春場所東前頭16枚目で10勝5敗の好成績を収めた。新入幕の初場所も8勝7敗で、幕下だった昨年春場所から7場所連続で勝ち越し中。その間に幕下、十両で各1度ずつ優勝している。
また藤凌駕(藤島)は、先場所東前頭17枚目で7勝8敗と負け越したが、番付は据え置き。十両陥落を免れた。東前頭3枚目の平戸海、西前頭3枚目の王鵬、東前頭4枚目の大栄翔も7勝8敗と負け越しながら、番付に変動はなかった。