見えてんのかい 一山本が大関琴桜から殊勲の白星を挙げた結び前にガン見したものは…

大相撲夏場所5日目 支度部屋で取材に応える一山本

<大相撲夏場所>◇5日目◇14日◇東京・両国国技館

見えてないの? いや、見えてんのかい。

西前頭二枚目の一山本(32=放駒)が、結びの一番で大関琴桜(28=佐渡ケ嶽)を破って2勝目を挙げた。

立ち合いで横を向かされたが、土俵際で耐えた。大関に向かって何度もぶつかっていく真っ向勝負。

前日は同じ結びの一番、同じ大関の霧島を押し込んだが、足がそろってはたき込まれた。この日の土俵際は腰を落として形をつくって押し出した。

「しっかり我慢できた。最初は上ばかりをついていたけど、ハズに入って力がこもった。土俵際もひざも曲がっていてよかったと思います」

前日の反省を生かした見事な白星だ。

霧島戦では最後の塩を取りに行く際に、結びの一番にかけられた懸賞金の束が目に入った。「目に入っちゃった。土俵にお金は落ちていなかったー。カァー」と悔やんでいた。

連日の結びで、この日も懸賞金はごっそり。取組同様に、前日の反省を生かしたのかと思いきや…。

「(最後の塩で)みちゃダメだと思ったけど、みえちゃった。でも変に意識するぐらいなら、もう見ちゃおうと。ガン見しました」とにっこり。

「仕事なので、お給料をたくさんもらえるのは頑張った証拠です。はい」と美容力士として名高いもちもちのお肌をキラリを光らせていた。【益田一弘】

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