幕下付け出しの火雷が2連敗の後に初勝利 師匠から励まされ、恩師になぐさめられた

大相撲夏場所6日目 勝ち名乗りを受ける火雷(撮影・小沢裕) 

<大相撲夏場所>◇6日目◇15日◇東京・両国国技館

幕下最下位格付け出しで今場所デビューした火雷(ほのいかづち、22=雷)が、初勝利を挙げた。東幕下60枚目の大畑(29=時津風)を寄りきりで破った。右四つを狙ったものの、左四つになったが、腰を落としながら寄り切った。「ここから4連勝しないといけない。ちょっと自分の相撲が出せたかな。今日はリラックスして、いい相撲が取れました」と話した。

今場所は付け出しながら連敗スタート。勝たなければいけない重圧があったことを認め「2回負けてしまったので、勝つしかない。思い切りいけました」と気持ちを切り替えて臨んだ一番だった。

師匠の雷親方(元小結垣添)からは「お前はいつも通りやれば強いんだから」と言ってもらい、気持ちを立て直した。母校・日体大の齋藤監督からは前夜に電話があり、「怒られるかと思ったら、『大丈夫ですか?』と言われ、なぐさめてもらいました」。同時に「日体大の看板を背負っているのだから、自覚を持ってしっかり取りなさい」とも激励された。

1つ勝って、波に乗りたい。「プレッシャーなく、思い切りいけたらなと思います」とこの先を見据えた。