三田が三段目で4連勝で勝ち越し、右ヒザ重傷からの復帰場所で1年前十両Vの力示す

北勝龍(右)を引き落としで破る三田(撮影・中島郁夫)

<大相撲夏場所>◇8日目◇17日◇東京・両国国技館

元十両で西三段目21枚目の三田(24=二子山)が復帰場所で4連勝を飾り、勝ち越しを決めた。東三段目24枚目の北勝龍(28=八角)と対戦。立ち合いでぶつかり合うと、絶妙なタイミングでの引き落としで相手を土俵上に転がせた。

東十両3枚目だった昨年11月の九州場所2日目に右ひざを負傷。「右膝前十字靱帯(じんたい)損傷」と診断され3日目から休場した。今年の初場所から2場所連続で全休。夏場所で出場を直訴して、土俵に戻ってきた。

二子山親方(元大関雅山)からは「負け越してもいい」と言われたといい「(気持ちが)楽になりました」と重圧は軽くなった。右ヒザの状態については「変に(踏ん張って体を)残さないように。ケガをしたくない」と完調とまではいかないが、体重は130キロまで増え、公式体重の115.4キロより体重を戻してきている。

「感覚は戻ってきています。前にしっかり攻めていきたい」と昨年名古屋場所で十両優勝を飾った期待の若手が、白星をさらに積み上げていく。