無敗の大関霧島を撃破!豪ノ山「攻めようとしたのが良かった」湊川親方から相撲内容褒められる

大相撲夏場所8日目 霧島(左)の突きをこらえる豪ノ山(撮影・小沢裕)

<大相撲夏場所>◇8日目◇17日◇東京・両国国技館

西前頭4枚目の豪ノ山(28=武隈)が無敗を走っていた大関霧島(30=音羽山)に土をつけた。

立ち合いは引いてしまい、右を差されて一気に土俵際まで追い込まれた。「どうにか振りほどこうと思って」と、すくい投げを耐えると形勢を立て直して、おっつけて逆襲し、押し出しで勝利を収めた。「スピード、力、技と負けている。途中で攻めようとしたのが良かった」と納得の相撲を振り返った。

対霧島は過去4勝5敗と五分五分に近かったが、直近は3連敗中だった。「ずらされて押せていない意識があった。正面に(体を)置いていこうと思った」とイメージを体現しての勝利だった。

6勝2敗で中日を折り返し、1敗の霧島、若隆景、翔猿を追う。取組後は湊川親方(元大関貴景勝)も風呂場を訪れ「良かった」と内容を褒めてくれたという。大の里、豊昇龍の両横綱、大関安青錦が休場と本命不在の今場所。誰が賜杯(しはい)を手にしても不思議ではない。「星を先行させてしっかりと引き締めて」。まだ優勝を意識するには早いが、無意識の先に流れをたぐり寄せる。