翔猿 宇良との激闘を取り直しの末に制し1敗死守「技術は変わらないけど体の調子がいい」

大相撲夏場所8日目 宇良(後方)に押し出され土俵から飛び出す翔猿(撮影・小沢裕)

<大相撲夏場所>◇8日目◇17日◇東京・両国国技館

東前頭15枚目の翔猿(34=追手風)が宇良(33=木瀬)との激闘を取り直しの末に破り、1敗を守った。

最初は翔猿が土俵際まで追い込み、相手を弓なりのような体勢にさせて白星寸前だった。だが宇良の驚異的な粘りにあい、最後は逆に土俵際まで押し返されながらも、引き技を放った。軍配は翔猿に上がったが、物言いがついて取り直しに。

取り直しの一番は懐に入れさせずに主導権を握って、最後は押し出した。内容の濃い“連戦”に館内は拍手喝采。翔猿は「同体? 分からなかった。もう1度チャンスをもらった気持ちで思い切っていこうと思った」と無我夢中だった。

激しい攻防となる宇良戦は過去10勝9敗だった。だが直近は5連敗中だったこともあり「連敗が続いていたので勝ってうれしいです」と劣勢を食い止めた。

4場所ぶりの勝ち越しへ、あと一番。さらに無敗だった霧島が敗れ、若隆景と3人で1敗で並んだ。「技術は変わらないけど体の調子がいい。ケガなくかみ合っている感じ。集中して一番一番取っていきたい」と自信が日に日に増している。

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