元遠藤の北陣親方、引退したのに増量計画 自ら実感するため「160キロになってみたい」

親方トークショーに出演した北陣親方(元小結遠藤、右)と小野川親方(元幕内北太樹)

<大相撲夏場所>◇10日目◇19日◇東京・両国国技館

元小結遠藤の北陣親方(35=追手風)が相撲博物館で行われたトークショーに出演し、現役時代よりも増量したい考えを示した。

現役時代は体重150キロ弱で、今も同じくらいを維持。「現役のころ、太るとひざに負担がくる。手術を受けたら太れる。どういう影響を与えるか実感してみたい。知りたい気持ちがあります。それを知った上で指導したい」と話した。

昨年7月に右ひざ、同9月に左ひざの手術を受けた。同11月に引退を発表し、今はまだ十分に四股を踏めず、テッポウを始めたくらい。ひざの回復に合わせて増量し、その体でどういう相撲が取れるのかを自ら実体験してみたいという。

「できるもんなら160キロになってみたい。それが分からないからなりたい」と探究心を示した。

実は現役と同じ食事量ではやせてしまうという。「1日を通してだと、今の方が動いているのかも。現役中は稽古で動いてたけど、ほかはなるべく(体を)休めるようにしていた。今は一日中動いて、プラス運動をすると、やせた感じがある。現役中みたいに昼寝をする時間もないですから」。

引退後は減量を目指す親方も多い中、珍しい人体実験。「ちょっと研究といいますか、自分の体で感じられることを確認したい、というのがありまして、勝手に思っていることですけど、じゃないと指導に説得力がない」と説明していた。

引退相撲は来年1月30日に予定している。