<大相撲夏場所>◇10日目◇19日◇東京・両国国技館
西十両14枚目の炎鵬(31=伊勢ケ浜)は西ノ龍(25=境川)に敗れ、勝ち越しは持ち越しとなった。立ち合いから西ノ龍の激しい突っ張りを受けた炎鵬は両差しの形をつくったが、すぐに両腕を抱え込まれて、自分の攻めに持ち込めないまま防戦を強いられた。
約2分に及ぶ長い相撲となったが、最後は右小手投げで敗れ、7勝3敗となった。取組後は「立ち合いが良くなかったです。苦し紛れのかたちになってしまい、終始相手の形で相撲を取られてしまいましたね」と反省。長い相撲についても「まだまだですね。自分の弱さが分かりました」と厳しく自己分析した。
勝ち越しの懸かった一番だったが「特には。今日は今日という意識でした」と冷静に振り返った。場所は終盤戦に入り「疲れはないです。体も大丈夫ですし、ここからかなと思います。毎日相撲を取れることが何よりの喜びですし、今日もけがなく土俵を降りられて良かったです」と、笑顔を見せ前を向いた。