<大相撲夏場所>◇10日目◇19日◇東京・両国国技館
結びで波乱が起きた。大関霧島(30=音羽山)が大関経験者で西前頭5枚目の正代にはたかれて2敗目を喫した。これで2敗が若隆景ら6人と大混戦になってきた。
前日9日目は若元春を寄り倒しで下し、額から鮮血を流しながら勝ち越しを決めた。土俵際で相手の右小手投げにバランスを崩して落下し、顔面を強打するアクシデントが発生。それでも最後まで攻め切り、前日の逆転負けを引きずることなく白星をつかんでいた。
この日は額に大きなばんそうこうをはって立ち合いから攻め立てたが、一瞬のはたきで両手をついてしまった。ばんそうこうは激しい立ち合いの当たりの時に、取れてしまった。NHKの解説を務めた元大関琴風の琴風浩一さん(69)は優勝争いについて「まだまだ分かりませんよ。これは」と話した。