炎鵬、行司軍配差し違えで勝ち越しならず 王手から3連敗と足踏み「うーん…一日一番ですね」

炎鵬(右)を上手投げで破る羽出山(撮影・中島郁夫)

<大相撲夏場所>◇12日目◇21日◇東京・両国国技館

3年ぶりに関取へ返り咲いた西十両14枚目の炎鵬(31=伊勢ケ浜)が、羽出山(26=玉ノ井)に敗れ、痛い3連敗を喫した。9日目に7勝目を挙げ、十両以上では23年春場所以来19場所ぶりとなる勝ち越しに王手をかけていたが、10日目から足踏みが続いている。

この日は鋭い立ち合いから低い姿勢で攻め込み、土俵際まで追い詰めたが、羽出山が左足一本でこらえて逆襲。際どい勝負は炎鵬に軍配が上がったものの、物言いの末に行司軍配差し違えとなり、黒星に変わった。

土俵際の攻防について炎鵬は「分からなかったですね」と振り返り「最後はもう少し丁寧にいくべきでしたね」と悔しさをにじませた。勝ち越しまであと1勝が続く状況に「うーん…一日一番ですね。今日できなかったことを明日できればなと思っています」と前を向き、残る土俵での巻き返しを誓った。

炎鵬は脊髄(せきずい)損傷の大けがで、23年夏場所に途中休場してから、7場所連続で休場。序ノ口に転落した24年名古屋場所に復帰。今年3月の春場所は幕下で5勝2敗として、23年夏場所以来の十両への復帰を決めた。

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