<大相撲夏場所>◇13日目◇22日◇東京・両国国技館
立行司の39代木村庄之助(64=九重)が、2024年秋場所で立行司に昇進してから、初めて行司軍配差し違えをした。結びの一番で、琴栄峰に軍配を上げたが物言いが付き、協議の結果、行司軍配差し違えで霧島の勝ちになった。
庄之助は、浅香山審判部長(元大関霧島)と行司の監督を務める木村元基とともに、八角理事長(元横綱北勝海)のもとへ出向き、経過を報告。庄之助は、理事長からの言葉として「『難しい相撲だった。これからしっかり』ということですね」と話した。勝負判定の根拠としては「うっちゃりで胸が合っていた。体は離れていなかったという見方です」と説明した。
経過報告ではあるが、慣例上、口頭で進退伺を申し出て慰留されたとみなされる。
別の行司は、39代庄之助の差し違えについて「10年以上、ないのではないか」と指摘。的確な勝負判定に定評がある庄之助は「(差し違えは)いつ以来かは覚えていない」とした。