<大相撲夏場所>◇14日目◇23日◇東京・両国国技館
3年ぶりに関取へ返り咲いた西十両14枚目の炎鵬(31=伊勢ケ浜)が、同8枚目の白熊(26=二所ノ関)に押し出され、6敗目(8勝)を喫した。
13日目に明生(30=立浪)に勝って、十両以上では23年春場所以来19場所ぶりの勝ち越しを決めていたが、この日は敗れた。「体が反応できなかった。重かった」と悔しがった。
脊髄(せきずい)損傷の大けがで、23年夏場所に途中休場してから、7場所連続で休場。序ノ口に転落した24年名古屋場所に復帰し、今年3月の春場所は幕下で5勝2敗として、23年夏場所以来の十両への復帰を決めた。
勝ち越しを決めた前日は、祝福の声がたくさん届いたという。「多少あった」という喜びも、すぐに封印。「今日できることをいっぱいいっぱいやろうと思った」と、目の前の一番に集中して臨んでいた。この日は白星を挙げることができず、「何としても勝って終わりたい」とまだ満足感はない。「取り切ることが力士としての仕事。あと1日、明日も土俵に上がれるので、いい相撲をしたい」と話した。