一意 朝翠龍を下し単独トップ 初の十両優勝に王手 千秋楽へ「変わらず前に出る相撲取りたい」

朝翠龍(左)を寄り切りで破る一意(撮影・中島郁夫)

<大相撲夏場所>◇14日目◇23日◇東京・両国国技館

東十両6枚目の一意(24=木瀬)が朝翠龍(25=高砂)を寄り切りで下し、11勝目を挙げ十両優勝に王手をかけた。同じ3敗で並んでいた風賢央が敗れたため、一意が単独トップに浮上。千秋楽を前に、自身初の十両優勝へ大きく前進した。

立ち合いでは低く潜り込もうとした相手に対し、持ち前の圧力で動きを止め、最後まで前に出続けた。取組後は「立ち合いは少し迷ったけど、その後は止められたのが良かった」と納得の表情を見せた。

好調を支えるのは朝稽古前のルーティンだという。「その日の体調の確認をしています」と話し、師匠の勧めで日光を浴びることも習慣化。「1日の始まりとして切り替えを意識している。メンタル的にもいいと聞いているので」と明かした。

十両3場所目で千秋楽を残し自己最高成績を更新。来場所の新入幕の可能性も浮上するが「どこで戦おうと自分の相撲を取るだけ。先は見ていないです」と冷静だった。

優勝争いについても「考えてないです」と語り、視線はあくまで目の前の一番。千秋楽に向けても「変わらず前に出る相撲を取りたいです」と力を込めた。【山田遼太郎】

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