若隆元が引退 次男若元春、三男若隆景「大波三兄弟」井筒以来2組目の三兄弟関取ならず 若者頭に

若隆元(2025年撮影)

日本相撲協会は27日、最高位東幕下7枚目の若隆元(34=荒汐)が現役引退すると発表した。大相撲夏場所で25場所ぶり2度目の優勝を飾った若隆景の長兄。夏場所は西幕下52枚目で休場していた。

09年九州場所で初土俵。関取昇進こそかなわなかったが、最高位が関脇の次男若元春、夏場所優勝の三男若隆景とともに「大波三兄弟」として注目された。

若隆元が関取に昇進すれば、元十両鶴嶺山、元関脇逆鉾、元関脇寺尾の「井筒三兄弟」以来、史上2組目の3兄弟関取となる可能性があったが、力の限りを尽くした。

今後は協会に残り、若者頭を務める。

◆若隆元渡(わかたかもと・わたる=本名大波渡)1991年(平3)12月29日生まれ、福島市出身。荒汐部屋。学法福島高で福島県大会優勝の実績を残し、09年九州場所で初土俵。しこ名は大波から17年夏場所で若隆元に改めた。祖父は元小結若葉山、父は元幕下若信夫の力士一家。183センチ、125キロ。