横綱大の里(25=二所ノ関)が30日、東京・両国国技館で行われた「北勝富士引退大山襲名披露大相撲」で報道陣の取材に応じた。
夏場所は左肩痛のため全休したが、名古屋場所での再起へ向け「強い姿を見せるためにもしっかり稽古して、名古屋の初日に向けて準備していきたいです」と力を込めた。
夏場所中は治療に専念していたといい、「いい方向に向かっています。あとは実戦。少し離れているので、それに向けて準備したい。自分の体は自分が一番分かっているので、そこにしっかり持っていきたいです」と現状を説明した。
また、伏見工ラグビー部元監督で「泣き虫先生」として知られ、自身にとって日体大の先輩でもある山口良治さんが29日に亡くなったことにも言及。「朝、ネットニュースで見ました。日本のスポーツ界に影響を与えた方。『信は力なり』という言葉は自分も影響をもらったので、大事にしたい」と悼んだ。
またカド番で夏場所を全休し、名古屋場所は関脇で迎える安青錦(22=安治川)は「自分の相撲人生はこれから。けがを治して、10勝じゃなく優勝したい」と巻き返しを誓った。
一方、初日に右太もも裏を痛めて途中休場した横綱豊昇龍(27=立浪)は患部にテーピングを施して参加したが、取材対応はなかった。