大相撲夏場所で25場所ぶり2度目の優勝を果たした小結若隆景が1日、東京都中央区の荒汐部屋で名古屋場所(7月12日初日・IGアリーナ)に向けた稽古を再開した。自己最多に並ぶ12勝を挙げ、大関昇進への起点もつくった。四股やてっぽう、すり足で汗を流し「1週間休んでいると体を動かしたくなってくる」と充実の表情だった。
6月は部屋の合宿やパリ公演が控えており「稽古に取れる時間は短いかもしれないが、工夫しながらやっていく」と話す。6日には故郷の福島市で優勝祝賀パレードが開催される予定で「前回の優勝時は新型コロナウイルス禍だった。地元でパレードができるのはいいこと」と心待ちにした。
若隆景に優勝決定戦で敗れた大関霧島も東京都墨田区の音羽山部屋で稽古を再開。「最後は相撲が崩れた。こういうことが二度とないように」と雪辱の思いを口にした。
番付編成を担う日本相撲協会審判部はハイレベルの優勝が求められるとした上で、来場所が綱とりになるとの見解を示す。2024年初場所以来2度目の挑戦に向け「気楽に構えたい。一つ負けても落ち込まないことが大事だ」と語った。(共同)