日本相撲協会は29日、大相撲名古屋場所(7月12日初日、IGアリーナ)の新番付を発表した。
西大関の琴桜(28=佐渡ケ嶽)が、2025年春場所以来自身2度目のカド番を迎える。腰の状態が思わしくなく、夏場所は3勝9敗3休と苦しみ、大関の地位を守るためにも立て直しが求められる場所となる。
大関のカド番は先場所の安青錦以来。琴桜は前回のカド番では勝ち越しており、名古屋で再び真価が問われる。
東大関の霧島(30=音羽山)は綱とりの場所に臨む。春場所で優勝し、大関復帰後の夏場所も12勝3敗。優勝決定戦に進み、優勝に準ずる成績を残したことで、名古屋場所が横綱昇進をかける場所となった。
綱とりには内容を伴う優勝が求められる。夏場所の千秋楽後に浅香山審判部長(元大関魁皇)は「来場所は『レベルの高い優勝』と言われると思います」と話し、厳しい条件ながら「綱とり」の場所になるという見解を示した。賜杯(しはい)争いだけでなく、昇進への道筋も大きな焦点となる。
両横綱は東に豊昇龍(27=立浪)、西に大の里(26=二所ノ関)が並んだ。夏場所は豊昇龍が0勝2敗13休、大の里が全休。ともに休場明けで迎える場所となり、序盤から状態が注目される。