「にしたんクリニック」「イモトのWiFi」で知られるエクスコムグローバルの西村誠司社長(56)が、大相撲への愛を語りました。このほど、日刊スポーツの大相撲担当・佐々木一郎記者と対談。そのもようを3回に渡って連載します。第3回は、名古屋場所のみどころと、名古屋に新規オープンした「にしたんARTクリニック名古屋栄院」について語りました。
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佐々木 名古屋場所のお話も少しさせていただきたいんですけども。いよいよ名古屋場所ということで、西村社長にとっては、地元になります。名古屋場所の観戦の思い出はありますか。
西村 私は子供の時に行ってたんですが、当時は愛知県体育館、もう結構記憶が薄いですね。去年初めて、IGアリーナに行きました。天井も高く、愛知県体育館からのイメージが刷新されました。
佐々木 見どころはいくつもあります。両横綱は休場明けです。霧島関はハイレベルな優勝が求められそうですが、綱とりです。琴桜はカド番。安青錦は関脇に陥落しましたが、10勝すれば大関に復帰できます。義ノ富士は新小結。西村社長はやっぱり、藤島部屋の関取2人、藤青雲と藤凌駕に注目されてますか。
西村 その中でもやっぱ藤凌駕ですね。地元、春日井市出身ですから、やっぱり気持ちは違うと思いますよ。十両優勝の時もそうですけど、なんか一発があります。藤青雲はどっちかと言ったらこう、いきなり優勝っていうよりは、確実に上がってくって感じなんですけど、なんか藤凌駕が乗ったら一気に行けそうだなっていう感じがあります。夏場所千秋楽は、若隆景と対戦して敗れましたが、本人にとって意味があった取組だと思います。私が聞いたら、「石のように硬かった」って言ってましたね。土俵に上がった時に対面したら、思ったより小さく見えたそうです。いけるかなって思ったけど、立ち合いで当たったら石のように硬かったて言ってました。重かったって。
佐々木 体重では藤凌駕の方がはるかに上ですけどね。
西村 でも、それを経験したから、何かを学習したはずです。初めて7勝8敗で負け越した時もそうでした。幕尻になりましたが、10勝5敗。先場所の取組か得たものを携えて、名古屋で向かい合うと思うんですよ。大穴で、藤凌駕に優勝してほしいなと。最低限、優勝に絡んでほしいなと思うんです。
佐々木 実際、先場所は優勝争いに絡んで、千秋楽まで優勝の可能性を残しましたからね。これはすごいことですよ。西村社長も、優勝したらどうどうしようか考えてたんじゃないですか。
西村 千秋楽の前日に藤島親方から電話がかかってきて、(優勝した場合は)鯛を持っての撮影がありうるんでって言われてましたから。鯛を探すのが大変だったらしいですよ。大きいのがなかなかなくて、いろいろ探したようです。
佐々木 西村社長が探したんですか。
西村 違います。その後、ご飯食べた時に、鯛を探すのに苦労した話を聞きました。
佐々木 でも、近い将来、優勝はあるかもしれないです。
西村 今場所あるんじゃないですかな。なくはないと思いますよ。
佐々木 藤青雲に期待していることも少しいただけますか。
西村 断然、相撲がうまくなっていると思いませんか。新入幕を果たして以降、体も一回り大きくなりましたよね。体がしなやかで、相撲がうまいなって思います。決して、派手なことを言うタイプではなく、どちらかといえば、おとなしいかもしれません。先場所12日目の熱海富士関との一番は、もう完璧だったと思いました。取り直しにはなってしまいましたが、私は勝ったと思いました。立ち合いから前みつをバチッとつかんで、接着剤がついているようでした。あの立ち合いは、自信になったと思います。いい相撲でしたね。
佐々木 結果的に7勝8敗でしたが、名古屋場所の番付は西前頭6枚目で据え置かれました。
西村 私にしてみれば、事実上8勝7敗で勝ち越したと思ってるんで、据え置きは妥当です! 着実に番付を上げてくってタイプですから、次は三役を狙えるところまで上がってくれたらいいな。派手さはないですけども、相撲がうまいですから、やってくれると思います。
佐々木 次の名古屋場所での懸賞申し込みは何かお考えはありますか。
西村 僕が推してる藤島部屋の2人と、あと義ノ富士関を中心に出していく予定です。
佐々木 名古屋の話題と言いますと、6月11日に「にしたんARTクリニック名古屋栄院」がオープンしました。
西村 ザ・ランドマーク名古屋栄にあり、名前の通り栄エリアで一番高い、ど真ん中にあるクリニックです。名古屋の人にとっては象徴的な場所で、3年以上前に入居を決めて準備して、満を持して出しました。私の地元の東海エリア、名古屋の方々に、どこよりも最先端の生殖医療を提供したいという思いで始めました。命を生み出すお手伝いができたらいいなと思います。
佐々木 立地や診療時間にもこだわるという点は、西村社長のこれまでのインタビューを読むと印象に残りました。
西村 駅に直結していたら、通われる方が楽じゃないですか。立地もそうですが、働きながらストレスなく通えるようにするには、土日祝日も休まずにやり、午後10時までやる。これは僕らの都合でなく、患者様都合でその方がいいんじゃないかと、そういう目線で考えました。大相撲も同じです。お客さん目線で応援したくなる取り口の力士はいいなと思いますよね。
佐々木 西村社長が、不妊治療に力を入れたいという思いをあらためていただけないでしょうか。
西村 幸せの一番の中心は何かというと、やっぱり家族だったり、仲間だったり、人じゃないですか。この国の礎は人で成り立っています。この仕事を通じて命を生み出すことは、おのおのの人の幸せをつくり出すことであったり、この国の未来を作っていくことでもあります。私は一つの民間企業の仕事というよりは、この世の中を良くしていく中心にある仕事だなという思いで頑張ってやってます。(おわり)
◆にしたんARTクリニック 西村社長が率いるエクスコムグローバルが展開する不妊治療専門クリニック。2022年6月に第1号となる新宿院を開院。わずか4年で6月11日にはグループ13院目となる「名古屋栄院」をオープンした。「患者さまに寄り添った不妊治療クリニック」を掲げ、一流ホテルのような豪華な内装と最新の培養設備、平日夜間や土日、祝日も診療し、通いやすさを重視した運営を行っている。
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