<大相撲名古屋場所>◇初日◇12日◇IGアリーナ
昨年の高校横綱で、三段目最下位格付け出しの沢田(18=境川)が白星デビューを飾った。大翔樹を押し出しで破り、初土俵の一番をものにした。
取組後は「緊張しましたけど、今はすっきりしています」と安堵(あんど)の表情。所作については「昨日、親方に教えてもらって、兄弟子に見せてもらいました。降りるところだけ少しミスしちゃいました」と初々しく振り返った。
172センチ、137キロ。憧れの力士には元横綱千代の富士を挙げる。「まねするんじゃなくて、自分でアレンジしていきたい」。理想は「まわしを引いて前に出る相撲」と明確だ。
師匠の境川親方(元小結両国)からは「体力と立ち合いのことを常に言われています」といい、課題も胸に刻む。
今場所の目標は「まず4番勝つこと。そして3勝して優勝を目指したいです」。勝ち越しを第一目標に、白星発進から一歩ずつ番付を上げていく。【山田遼太郎】