「観戦したことはあるのか?」に正直回答 愛知県出身の藤凌駕が中日ドラゴンズの懸賞を獲得

藤凌駕(右)は寄り切りで狼雅を破る(撮影・和賀正仁)

<大相撲名古屋場所>◇初日◇12日◇IGアリーナ

東前頭9枚目の藤凌駕(23=藤島)が、西前頭8枚目の狼雅(27=二子山)を寄り切り、白星発進した。愛知県春日井市出身のご当地力士らしく、大声援を浴びながら結果で応えてみせた。

「左のまわしを取られないように今日は相撲が取れたので良かったです。声援もタオルも先場所とは比べものにならない。それにしっかり応えたいです」。狙い通りの相撲で白星を挙げ、手応えを口にした。

今場所は、プロ野球の中日ドラゴンズが90周年事業企画として、幕内9番目の取組に懸賞を2本かけることが決まっている。初日は、藤凌駕-狼雅戦にこの懸賞がかかり、にしたんクリニックの5本、地元愛知の本州建設の3本を含む合計16本を、勝った藤凌駕が手にした。

藤凌駕は「地元ってだけで懸賞をかけてくれるのでありがたいです」と支援企業に感謝した。一方、「中日の試合は見たことがあるのか」という問いには「見たことないです。相撲一筋なんで」と、藤凌駕らしく正直に回答。「ルールもまったく分からない」と取り繕うことなく、コメントしていた。